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トップセールスになるには?

無意識に行っている活動を有意識化出来るか?

 

  • ウレル君は、プロゴルファーの石川遼選手は知ってるかい?
  • はい。もちろんです。格好いいですよね。
  • そうだよね。格好いいよね。

    先日、石川遼選手の特集がテレビでされていたんだけど、
    番組内で面白い練習を紹介していたんだ。

    スイングをビデオで撮って、チェックするというのとは別に、
    1スイングを1分近くかけて、ゆっくりするという練習法。

    残念ながら番組内ではその意味まで教えてくれなかったんだけど、
    研究者魂が騒ぎ、インターネットで検索してみると、
    宮里藍選手も実施している等、色々な記事が出てきたんだよ。

    なんとも、プロ選手の中では、当たり前に行われている練習法のようなんだ。

    ある記事によると
     「1スイングを1分近くかけてゆっくりする練習法の狙いは、
      ゆっくり時間をかけてスイングすることで、
      使う体のパーツの力感が拡大されて実感出来ることです」
    ということらしい。

    通常スイングは、数秒の中で、ヘッドを毎秒40m、50mで振っている。
    そして、そのようなスイングには
    ①意識しなければならない動きと
    ②意識しなくても結果的になってしまう動き
    の2つがある、と別の記事には書かれてていた。
    (2013年7月18日、米山みどり ゴルフの素「連続写真のワナ」より)

    そのような無意識的に行っている動きを、
    スローな動きにすることで意識化することが出来、
    フォームの改善に取組んでいる、ということらしいのだ。
  • へぇー、すごいねー。
  • 実は、何かを上達する上で、この「無意識」というモノは
    非常に厄介な存在でね、
    自分自身が気づけていないので、改善のしようが無いんだ。

    急に営業という世界に話をつなげるけど、
    営業という世界は、実に、この厄介な「無意識」というものの塊なんだよ。

    営業という業務を大きな枠組みで見ようとすると、
    営業担当者とお客様との間のコミュニケーションと見ることが出来るよね。

    コミュニケーションという行為は、
    誰もが小さい頃から行っていることであり、
    「自分が何を話しているか」と
    意識的にセンサーを働かせながら話している人は少ないよね。

    だから、コミュニケーションと一つに括って見てしまうと、
    「トップセールス」と「伸び悩んでいるセールス」の間では、
    明確な違いを見つけられず、結果、
    「営業はセンスだ」
    「生まれもった資質だ」といった生まれながらの部分に
    答えを見つけ出そうとしてしまっている気がするのだよ。

    更なる成長を考えた時、
    まず「自分が何が出来ていて」「何が出来ていないか」を
    認識することこそ、重要な第一歩目だということが分かるよね。

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